直筆のお礼状は、2014年の夏、小林幸子さんと過ごした時間が私にあった証なのですよね。
何が起きて、どうしちゃったのか?
季節はすっかり秋も真っ只中です。
この夏の出来事、少し思い返してみましょうか。。。
「おかあさん、小林幸子さんと一緒に【林檎華憐歌】歌ってもらうことになったから、そのつもりでいてね〜」
と、普通のことの様に電話で告げる、我が息子「ビートまりお」。
「ふへ??」
と、言葉にもならない反応の私。
何てことを言い出すのか、息子は!!
【自分がいつも参加している、いわゆるコミケに、小林幸子さんが初参加するにあたり、ブースがお隣同士になった。当然混雑は大いに予想されるので合同でのブースになりました。せっかくなので同世代でもある母とのコラボで、「林檎華憐歌」を歌い、そのCDをおまけにして、皆さんに楽しんでいただこうよ】
と、要約するとこのような事なのだそうです。
子供の頃から知っている大スターの小林幸子さん。
歌のお上手な可愛らしい女の子が現れたことは、当時の同年代の女の子達にとって憧れの的。
さっちゃんは、同世代にとっては特別な存在なのです。
初めてご本人が目の前にご登場!!の時は、もうパニック!!
足が進まない!言葉は出ない!
だって、TVの画面じゃないんですよ!目の前にご本人ですよ!!
手渡したのは林檎のお菓子。
「私ね、お菓子の中で林檎が一番好き!」
どうでしょう!このお心遣い!
弘前の駅で購入して、ねぶたで混雑する新青森駅で乗り継いで、新幹線で東京へ。
二重にしていた頂いたお菓子の紙袋は、多少くたびれてぐったりしてましたのですが。
そして出来上がった「林檎華憐歌」。
スタジオで、あの鍛え抜かれた声での「りんごのはなよ〜」を聴いた時、鳥肌がザワザワ。
プロの歌声は迫力がすごい!!こぶしもすごい!!
「林檎華憐歌:小林幸子」フルバージョンで聴きたい!
たっくさんの皆様に聴いていただきたい!!と、今も切に切に願っています。
2014年8月17日、コミケの様子です。
さあ!頑張りましょうね!
息子よ!さっちゃんを頼みます。
おうよ!任せておけ!
100パーセント楽しそうにサポートする「ビートまりお氏」
和やかに、普通に、世間話などしてくださったさっちゃん。
大切なツーショットです。
そして、早々と完売御礼!!
ホントにたくさんの人たちが、小林幸子さんに会いに来て、感動して、喜んでいました。
報道関係の人たちでいっぱい!!すんごい現場でした。
5884組さんのスタッフさん、驚くほど優秀なスタッフさんでした!!
後日もうけて下さった「コミケおつかれ様」打ち上げの席です。
「順ちゃん、またね」と言ってくださった、さっちゃん。
人生って、とても不思議なものだと思っていました。
でもそれは、私の中で考えうる程度の不思議な事です。
3年前まで、私は、マスターと弘前公園のお堀のそばで
「ナポリタン」という小さなスパゲッティ屋さんを経営していました。
38年間、半径3キロほどのそれも半円が行動圏だったと言っても過言ではありません。
ひとつの時代を終えて、こんな新しい世界が待っていたとは、ひとかけらも考えたことなどなかったのです。
歌うことは、父が、姉が、教えてくれました。
歌を歌うことが何より好きだった、子供時代の私でした。
息子が初めて「林檎華憐歌」を聴かせてくれた時、「歌いたい!」と思いました。
歌をいっぱい歌いたい!!と、思いました。
「林檎華憐歌」は魔法の歌。
知らない世界へ連れて行ってくれる魔法の歌。
ひとついえる事は、
「人生って、信じるに値するもの」
季節が巡れば、また、花は咲く。
優しい人でいたいです。
小林幸子さんが贈ってくださったサイン&バカラのグラス。
思い出の記念に、ここに残しておきます。
もう一度、お願いしたいです。
「林檎華憐歌・小林幸子」フルバージョン
いつか、必ず歌ってください。
魔法の歌が、さっちゃんに届きますように。。。
届け 林檎の花よ